予算管理、予算策定業務を驚異的に効率化、Attack Board のコンセプトと導入業界

私共は内部統制やリスクマネジメントのコンサルティング業務を通して、非常に多くのお客様に関わらせてまいりました。
その中で、例外なくExcelが業務フロントで使われているという事に驚きを覚えました。大規模なERPシステムを構築しているお客様においてさえ、その前段階ではExcelを通して情報入力や集計を行っています。
そのような背景から、内部統制法制対応においてスプレッドシート（Excel）をしっかりチェックしなければならないという指摘があったのも頷けます。 ERPで全て行えるのであればExcelに頼る必要は無いでしょう。実際、数々の製品がERPベンダーからリリースされています。
しかしながら技術論ではそうでも、使い勝手の問題や業務の全てをERPに合わせると、コストと時間の制約から難しい部分が多いのも事実です。変化の時代、会社のITシステムの都合に合わせて世の中は動いてくれません。
まず、Excelで柔軟に情報を取り込み、ERPシステムと連携させる事ができれば、経営情報把握のスピードアップと大幅なコスト削減を実現できるため、変化の時代に対処するひとつのアプローチになると考えました。
そこで、先ずExcelの運用で課題となっているExcel情報の収集・加工に多くの手間と時間がかかっていること、Excelマクロを運用時に誤って壊してしまうことなどの諸問題を解決することに取り組みました。
次にExcelの中の情報をデータベースでレコード管理することで、立場や役割の違いによって、必要なデータだけを取り出せるような仕組みを作りました。
当然、最初から既存のお客様のERP等のシステムと連携が取りやすいことにこだわりました。
ただ単にExcel業務の効率化だけでは無く、お客様の情報フローを考えて作成されたものがAttack Boardです。